パートナーとのセックスにおいて、前戯は本当に大切なものの基本中の基本です。
女性が前戯を重視していることはわかっていても、男はついつい挿入にこだわってしまい、前戯が適当になってしまうことが多いですよね。
前戯を面倒くさがってちょいちょいと終わらせてしまったり、一応はこなしているものの形だけで全然気持ちがこもっていなかったりしたら、女性の気持ちは一向に高まらず、あなたとのセックスでオーガズムに達することはないでしょう。
思い当たること、ありますよね?
もちろん、多くの女性肉体的なオーガズムを求めていることに間違いはありませんが、その前提となるのが「精神的な快感」 なのです。
これは、セックスの相手が妻だろうと、彼女だろうとセックスフレンドでも同じであり、相手が割り切った関係の女性だから適当でいいだろうということは絶対にありません。
「君のことを愛しているよ」
「大事に思っているよ」という気持ちを、
前戯という行為に置き換えて伝えるつもりで時間をかけて丁寧に行いましょう。
くり返しになりますが、たとえ相手の女性が「セックスだけを前提とした」割りきった関係の女性であっても、です。
前戯を「ベッドの中で行うもの」と勘違いしている男性も多いのですが、実は、女性にとってあなたと接しているすべての時間が前戯といえます。
普段のちょっとした気配りだったり、優しさだったり、あなたが彼女に対して行う配慮のすべてが前戯の役割を果たしています。
もちろん、セックス直前のデートや食事の場面はもっとも重要な「前戯」の時間となりますし、そうした場面での満足感が、女性を深いオーガズムへといざないます。
ベッドに入った途端に急に優しくなるのはもはや「手遅れ」。
基本姿勢としては、すべての時間が前戯であると覚悟して、女性に常に愛情を持って接することが大切です。
もっとクールにいえば、愛情をもって接している「フリ」も必要だということです。