さて、根本的な話になりますが、「潮吹き」の「潮」って一体なんなのでしょうか?
実は、こんなに科学が進んだ現代であっても、「潮」の実態や、「潮吹き」のメカニズムは解明されていないのだそうです。
これは、人体(女体)の神秘と呼ぶべきものなのか、誰も真面目に研究してくれていないのか、どちらなんでしょうね?
潮吹きは、女性がオーガズム達する直前、またはオーガズムを感じている最中に発射、分泌される液体のことを指します。
どこから出ているかというと「尿道」。
そういう意味では「オシッコなの?」と考えてしまいますが、尿道から出ているものの、尿と潮は厳密には違うものです。
時々、快感のあまり尿失禁(おもらし)してしまったことを潮吹きだと勘違いしている方がいますが、これは色やニオイで違いがわかります。
尿の場合は、シーツに黄色く色がつきますし臭いもします。
でも、潮は基本的には無色ですし無臭です。
では、潮の正体は?というと、これは「愛液」のようです。
ただし、潮は通常の愛液とも違うものです。
愛液は、前戯の初めの方では比較的粘り気のあるものが分泌され、次第にサラサラの愛液に変わっていきますよね。
でも、潮はこのどちらのものでもなく「スキーン腺液」と呼ばれるものです。
とてもサラサラの液体です。
主にGスポットを刺激されることで、膣内に大量の愛液が分泌されます。
その愛液が尿道にしみだして(どこから染み出るんだろう?)それが尿道に収まり切らなくなったときに勢いよく噴射される…
これが「潮吹き」の正体だといわれています。
潮の吹き方も人それぞれで、勢いよく数十センチも飛ばす女性もいれば、じんわりとにじむ程度で、
普通の愛液とほとんど区別ができない女性もいるようです。
AVなどを観て、「潮吹きさせてみたい」という願望を持つのは自然なこと。
ただし、女性にとって潮を吹くことと「イク」ことは別物なので、基本的には「潮を吹きたい~!」と思っている女性はそれほど多くないのが現実です。
むしろ、恥ずかしい気持ちが強いかもしれませんね。
女性のために潮を吹かそうと思っているのなら、それはちょっと間違っているのかもしれません。
と、ここまでのことを考えると潮吹きはあくまでも男性側の欲望だけの問題…ということになるのですが、
では「女性は本当に潮吹きを望んでいないのか?」を探ってみましょう。
ます、はじめにどのくらいの割合の女性が潮吹きを経験しているのかを見てみます。
これは、ラブグッズやラブコスメで有名な「LCコスメ」の調査ですが、およそ3人にひとり、37%の女性が「潮吹きの経験がある」と答えています。
逆に言うと、3人に2人は潮吹き経験なし、ということ。
潮吹き体験者し、セックスのあまりの気持ちよさに自分を失ってしまい、いつの間にか潮を吹いてたということ女性が多いようです。
では、いよいよ女性に「潮吹き願望」があるかどうかを調べてみましょう。
同じく「LCコスメ」がおこなったアンケートでは、「潮吹きを体験してみたいですか?」という質問に対して…
なんと!86%の女性が「はい」と答えているのです!
なんだ、女性も潮吹きしたいんじゃん!
「どんな感じなのか体験したい!」
「なんだか気持ちよさそう」という声が多く聞かれ、
潮吹きの快感に対する好奇心の声が数多く寄せられていました。
つまり、潮吹きをしたことのない女性たちは、「一度は味わってみたい!」という願望を強く持っているようですから(口には出さないですけどね)それを叶えてあげる、というのも男のたしなみとしてアリということになりますね。
最後に、とても単純ですが、潮吹きさせるために必要なことを2つお伝えしておきますね。
・女性をリラックスさせること
性的な快感は、気が散ったり、緊張すると、どうしても気持ちよさに集中できなくなってしまうので、
照明や音楽、アロマなどで、出来るかぎり女性の気持ちをリラックスさせてあげましょう。
・水分をたっぷり摂らせましょう。
愛液をたっぷり分泌させるためには、やはり水分が必要です。
事前に女性にはできるだけ多めに水分を摂ってもらいましょう。